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2008年9月29日 (月)

日本の食と農 危機の本質

日本の食と農 危機の本質 (シリーズ 日本の〈現代〉) Book 日本の食と農 危機の本質 (シリーズ 日本の〈現代〉)

著者:神門 善久
販売元:NTT出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

食物に関しても、農業に関しても、ヴォータンは素人です。

ヴォータンの母方の一族は、ある谷全体がどこかで血縁でつながっていると言う農家の集団なので、話を聞くことはありますが、一度も一緒に生活をしたことが無いので、やはり素人です。

その為、このブログでも「食」「農」に関しては、経済学的な視点から、BSEの騒動などに関して、変化球を投げることしか出来ていません。

 

「何を「食」べれば安全か!」(2007年9月17日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6268.html

「米国産牛肉輸入問題、本当に損をしたのは誰?」(2007年8月12日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_931e.html

「米国産牛肉輸入再開(再掲載)」(2006年9月24日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_9676.html

 

それでも、非常に重要なことだと言う問題意識を持っていたので、この本の内容には非常に感銘を受けました。

 

まず、自分自身の姿勢を反省させられます。

民主主義国家における市民である自分自身が怠慢であったことこそが、今の食の問題の根本的な原因であると言うことを自覚させられます。

しかも、意識の高い市民のつもりで、安易に行政を批判することが、逆に既得権益を守ろうとする集団を利することになることを知らされます。

最後に、JAと言うものの存在の恐ろしさ(安易に「農協」などと考えてはいけない)を知り、また農地とそれをめぐる権益と言うものの、おどろおどろしい世界を見せつけられます。

最後の章で提案されている、外国人労働者の導入に関しては、ヴォータンは反対ですが、それにしても日本の「食」と「農」について考えさせられる良書だと思います。

特に、「安全」と「安心」については、以前のブログにも書きましたが、日本人としてはよく考え直す必要があると思います。

 

 

「キャリモテ」の時代

ともかくこの軽そうな表紙の絵と、何となく怪しげなタイトルで、思わず引いてしまいそうなのですが、日経ビジネス・オンラインで読んでいたので、落ち着いて読み直してみました。

「キャリモテ」の時代 Book 「キャリモテ」の時代

著者:白河 桃子
販売元:日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

内容は非常にまともなもので、「キャリモテ」の時代と言いながら、実はキャリアのある女性がもてる環境になかなかならないことをきちんと書いてあります。

 

文章の構成力が弱いので、読んでいてちょっとつらいところがありますが、女性が働くと言うことについて、ちょっと変わった視線から見るという点で一読に値すると思います。

しかも、男性評がなかなか辛らつで面白くて、、、

 

内容は読んでいただくとして、ヴォータン的に面白かったのは、

「IT産業の社長や、外資系で年収ン千万なんていう男性よりも、うち(某大手通信産業)みたいな安定した企業のサラリーマンがモテる。年収の高い男性は、ストレスも高い分、性格がゆがんでいたり、付き合っていくのが難しい。」

---ウーーン、ゆがんでるのかなあ、、、、(-_-)

 

「日本の男子は隙の無い女性は苦手で、、、(中略)隙の無いキャリア女性をおとしてやろうという、果敢なフットボール選手には、なかなかお目にかかれない。」

---隙の無い女性の方が付き合うのには面白いと、、、、(σ^0^)σ

 

「米国版モテの法則『最初はツンツンして男性の狩猟本能をかき立てよ』というのは、何度も書いているが、受身男性急増中の日本では通用しない」

「日本の場合、最初の受け入れ体制はオープンに。となるとライス国務長官よりもやはりエビちゃんファッションが有効と言うことになるのが、、、」

---ゲッ、受身男性って、、、、┌|;|┐ガーン!!

 

「モテに関しては完璧主義は禁物。(中略)日本の男性は『隙』の無い女性にはアプローチしてこないのだ」

「男性の受身傾向は四十代以下からどんどん上昇曲線。二十代になれば『待ちの王子様』は当たり前。『最近は小学生でも女子の方からコクるんですって!』と、あるお母さんが教えてくれた」

---唖然、呆然、、、、((((((ノ゚)ノアレ~?

 

「モテに貢献しない女磨きの筆頭は『和もの』であると思っている。(中略)和の世界は女性が圧倒的多数なので男性との出会いが少ない。たとえ貴重な男性との出会いがあっても七十過ぎの方々。しかもその七十過ぎの男性たちが魅力的だから困るのだ」

「セレブおじい様たちは、若かりし頃は最先端の遊び人で文武両道だからね」

---ウーーーン、確かに一理ある、、、、(-;)(-_-;)

 

「ワインのわかる男Vs.火のおこせる男(中略)今からワインの講座に通うよりも、まず『火がおこせる男』になるほうが、ぜったいに男性はモテる」

---ウン、大丈夫。樹海で鍛えてあるから、、(*^-)vィェィ

---ワインは30年以上飲んでるし、、"( ^0^)∀☆∀(^0^ )"

 

とまあ、キャリア女性の話と思ったら、非常に辛らつな男性批判となっています。

 

「異性と付き合う」ことに興味のある方なら、一度読んでおいて損は無いと思います。

 

2008年9月26日 (金)

秀山祭九月大歌舞伎を観てきましたヾ(〃^∇^)ノ

日頃はクラシック一辺倒なんですが、先日久しぶりに歌舞伎座に行ってきました。

 

歌舞伎座百二十年と言う事で、秀山祭と称して非常に豪華な顔ぶれがズラリと揃って、それはそれは見事でした。

 

何しろ演目と配役が

1.盛綱陣屋(近江源氏先陣館)

佐々木盛綱    吉右衛門

妻早瀬       玉三郎

高綱妻篝火      福 助

信楽太郎         松 緑

高綱一子小四郎  宜 生

盛綱一子小三郎 玉太郎

竹下孫八          桂 三

古郡新左衛門   由次郎

伊吹藤太         歌 昇

北條時政         歌 六

和田兵衛秀盛  左團次

盛綱母微妙     芝 翫

 

2.鳥羽絵

下男升六     富十郎

ねずみ       鷹之資

 

3.河内山

河内山宗俊   吉右衛門

松江出雲守   染五郎

腰元浪路    芝 雀

宮崎数馬    錦之助

近習大橋伊織 桂 三

同黒沢要    宗之助

同米村伴吾   種太郎

同堀江新六   吉之助

後家おまき   吉之丞

北村大膳    由次郎

和泉屋清兵衛 歌 六

高木小左衛門 左團次

 

と、言うすごい顔ぶれで、舞台上で誰を見ていようかと目移りして仕方がありませんでした。

 

ご興味のある方は、こちら↓

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2008/09/post_30.html

をご覧下さい。

 

中でも、歌六の北條時政の存在感は凄かったですね。

もちろん、吉右衛門の盛綱、河内山宗俊、特に宗俊はお見事としか言い様がありません。

 

玉三郎の早瀬は、凄みがあるほど綺麗で、福助の篝火は、一人で舞台に立てばすごく綺麗だと思うんですが、二人が並んでしまうんでちょっと気の毒な感じもしました。

 

夕方の4時半に始まって、幕間の30分のお食事タイムを入れたにしても、夜の9時頃まで4時間半を楽しませてくれるんで15000円は決して高くは無いと思います。

 

ただ、周りを見渡して観客の年齢層があまりに高いのには驚きました。

休日だったので、もう少し若い人もいるかと思ったのですが、平均年齢は間違いなく70歳代だと思います。

 

将来的に観客がついて来てくれるのでしょうか、、、、

 

歌舞伎座は改修ではなく、建て替え予定されているそうですが、今の外観は残して欲しいですね。

逆にトイレなどは、もう少し数を増やして頂きたいものです。

2008年9月24日 (水)

なぜビジネス書は間違うのか

ヴォータンは嫌と言うほど本を読みます(実際、図書館から徒歩1分のところに住んでいます).

ただ、いわゆるビジネス書と言われるものは、30代の半ばで読むことをやめてしまいました。

と言うのも、それまで素晴らしい業績を上げ、対談集や、インタビュー記事でも素晴らしい発言をしていた経営者が、バブルの崩壊以後一転して業績を悪化させ、やがて表舞台から消えてしまったと言う例をいくつも見てしまったからです。

その会社を持ち上げる本は山積みになっていましたし、ついでに言えば、

「日本的経営の素晴らしさ」

と言った本も沢山ありました。

 

また、ある成功した人の「成功談」と言ったものも沢山読むことになりましたが、結果は似た様なものでした。

 

オフィス街の本屋に行くと、依然としてビジネス書と言うカテゴリーに入る本が山積みになって、真面目そうな若いサラリーマンやOLが手に取っています。

その中には、確かにきちんとしたリサーチに基づいたものも無い訳ではありませんが、大部分ははやりの会社や個人を思いきり持ち上げた「ヨイショ本」か、思いつきで書き散らした「コピペ本」か「トンデモ本」でしかありません。

 

リサーチに基づいたものであっても、成功した会社や個人をテーマに、

「あの会社(または、私)は、こうして成功した」

と言う説明をしているだけで、それ以上の内容のものはありません。

 

その裏をかくと言う視点で、

「あの会社(または、私)は、何故失敗したか」

と言うものもありますが、「失敗の本質」を越える分析のなされたものは見たことがありません。

 

ちなみに、この本は「軍事」を取り扱っていますが、組織論として非常に興味深いものがあり、下手なビジネス書よりはるかに勉強になります。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) Book 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

著者:戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎
販売元:中央公論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

さて、いきなり

「ビジネス書やハウツーものは読まず、古典やきちんとした論文を読みなさい」

と言っても、本屋の店頭に行くと、ついついあのド派手な表紙(なぜか著者の写真入りが多いですね)と、扇情的なタイトルに引き寄せられてしまうと思いますので、冷静になって頂くためにこちらをお勧めします。

 

なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 Book なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想

著者:フィル・ローゼンツワイグ
販売元:日経BP社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

ハロー効果(後光効果?ですかね)と言う概念と、きちんとした長期に渡る実証分析(と言うより、興亡を全部追いかけて、それがどう評価されたかをしつこく追いかけた)により、成功すれば「あばたもえくぼ」、失敗すれば「おぼれる犬を叩く」と言う評価となることを示しています。

 

色々なビジネス書を読む前に、こちらを読めば、週刊誌的興味以外では、二度とビジネス書コーナーには近づかなくなると思います。

 

そうして空いた時間に、論語や徒然草、歎異抄でも読んだ方が、、、、

 

おまけです↓

「『お金は銀行に預けるな』は見事なコピペ本でした」(2008年7月3日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_a8f6.html

 

「経済学の終焉!?大前研一氏の終焉」(2006年9月16日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_808c.html

2008年9月23日 (火)

三菱UFJのモルガン・スタンレーへの出資は純投資

三菱UFJフィナンシャル・グループがモルガン・スタンレーの第三者割当増資を9000億円余で引き受けて、筆頭株主となると言う報道が出ました。

「グローバルな投資銀行業務で提携関係を構築する」

のが目的と言うことですが、ヴォータンは、

「単にカネを出して株主になっただけ(純投資)」

で終わると思っています。その意味では、産油国のソブリン・ウェルス・ファンドと同じです。

 

提携関係とは、お互いのすぐれた部分を出しあって、より良いものを作り出す関係のことだと思いますが、三菱UFJから出せるものは何も無いと言って良いでしょう。

 

「阪神タイガースと文京イーグルスが提携」

*文京イーグルスは、文京区の少年野球チームです*

 

と言われれば、

「提携と言う表現はおかしい」

と誰でも思うはずですが、ヴォータンから見ると同じレベルの話にしか見えません(それほど差があります)。

 

日本の製造業は、まさに世界をリードする新製品を送り出してきていますから、

「シャープとフィリップスが提携、、、」

と言われても、何の違和感もありませんが、日本の金融機関はまったく何も生み出したことがありませんから、提携と言われても????となってしまいます。

 

以前から指摘している通り、日本の金融機関は企業・産業ではなく、都庁や市役所と同じ「制度」でしかありません。

市役所が新製品を開発したなどと言うことはありませんよね?

 

日本の金融機関のやってきたことは、海外の金融機関が開発した金融商品や金融リスクの管理手法をひたすらまねる事だけでした。

その証拠に、社内に金融商品を開発する部署がありません。

 

名前だけ「○○開発部」などと言う部門があることもありますが、昨日まで融資の稟議を書いていた行員が、辞令一つで配属になって、海外の金融機関が出してくるものをひたすら勉強し、自分の会社でも使える様にしているだけです。

 

では、マネジメントはどうでしょうか?

一時期、「日本的経営」がもてはやされたことがありますが、この15年あまりで、その美点をみずからぶち壊しにしてしまいましたから、経営を語ることも不可能です。

もし、今の無茶苦茶な日本式のマネジメントを持ち込んだら、あっという間に社員が雲散霧消してしまうと断言できます。

 

日本式マネジメントに卓越した部分があれば、その様なことは起きませんし、むしろ業績がどんどん上がるでしょうが、日本式はほとんど旧日本軍の軍隊組織の焼き直しですから、

「特徴がある」

とは言えても

「卓越している」

とは、とても言えません。

 

金融機関は人材こそが命ですから、社員が雲散霧消したのではお話になりません。

マネジメントがいかに難しいかと言うことは同じ欧米系と言う意味で、ドイツ銀行やUBS(スイスの金融機関です)が証明しています。

この2つの欧州系の金融機関が、バンカース・トラストやペイン・ウェーバーと言う一流のアメリカの金融機関を買収(提携よりもっと強力ですね)したのですが、やはり社員がポロポロと抜けてしまい、今でも二流の地位にとどまっています。

 

ましてや、経営陣の大多数が自分の言葉で社員とコミュニケーションをとれない日本の金融機関が、筆頭株主だからと「経営」になど口を出したら悲惨な結末を迎えることになります。

 

日本の金融機関がアメリカの金融機関に出資したり、買収したりしたのは、これが初めてではありません。

80年代に、第一勧業銀行はCITグループ、富士銀行はヘラー・フィナンシャルと言う二線級の金融会社を傘下に収めましたし、住友銀行はゴールドマン・サックスに資本参加しました。

 

しかし、何の成果も得られないままに、90年代に経営が悪化したため手放しています。

 

数年後にモルガン・スタンレー株が値上がりし、三菱UFJが儲けを出してくれることを願うばかりです。

 

日本の金融機関に関する評価は色々とこのブログで書いてきていますが、ご参考までに↓

「金融敗戦--日本の金融は復活したのか?」

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_d779.html

 

2008年9月21日 (日)

リーマンとベア・スターンズの違い

mixiで、金融業界に見識をお持ちの方から、まったく尤もなご質問を頂戴しました。

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一つ質問です。ベア・スタンダーズとリーマン・ブラザーズの境目は何だったのでしょうか?どちらも同じ証券会社ですが。

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実は、政策の「裏」と言うのは、政策当局者しか分からない情報と言うのがありますから、本当のところは分からないと言うのが本音です。

これは、竹中平蔵氏の「構造改革の真実」を読んで、よく分かりましたし、アメリカの大物達の回顧録でも感じるところです。

構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌 Book 構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌

著者:竹中 平蔵
販売元:日本経済新聞社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  

その為、これもヴォータンの単なる推測の域を出ませんが、自分の個人的な経験も含めて以下の通りお答えしましたので、ご参考までのこちらにも掲載させて頂きます。

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これは、もう一つ別の視点で、金融システムの保護だったと思います。

リーマンに関しては、もともと非常に荒っぽい企業文化で有名でしたから、危ない橋を渡っていると言うイメージを誰もが持っていました。

そこへ、ずい分前から「危ない」と言う話が出ていたので、どの金融機関も取引を縮小出来るだけ縮小していたと思います。

その意味で、ある程度準備が出来ていました。

ベア・スターンズに関しては、やや唐突に悪くなったと言う感があります。

これに関しては、私もやや反省するところがあります。

ベアは、先代のCEOが人格者で有名な人で、業界でも

「お行儀が良く、中堅どころのお上品で堅実な投資銀行」

と言うイメージが定着していて、それがどうしても抜けませんでした。

実は、その後のCEOがそれまでの文化をひっくり返して、まったく違う会社に変身していたんですが、何となく昔のイメージで見てしまっていた為、

「リーマンと同じだ」

と気付くのに遅れてしまったと思います。

そこへ急に中身の悪さが白日の下に晒されてしまったので、そのまま破綻させると業界で返り血を浴びるところが多すぎて、連鎖的な金融システム危機に陥る危険性があると見たと思います。

そこで、JPモルガン・チェースによる吸収(従業員の9割方は消えていますから、私は救済していないと見ています)により、契約(取引)の保護を選んだと思います。

+++++++++++

 

アメリカの政治・政策と言うのは、日本の官僚の様な終身雇用の政策立案・執行集団を持たない為、ある意味「軽い」「一貫性が無い」と見えますが、それだけ「柔軟」であると思います。

これだけ、世界の情勢がめまぐるしく変化する中、「柔軟性の欠如」は致命的な欠陥となると危惧しています。

 

戦前にも平沼内閣が

「欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じましたので、、、」

との声明と共に総辞職しましたが、まさに今は同じ状況だと思います。

「複雑怪奇なる、、、」

では、困ってしまうのですが、、、、

 

サブ・プライムローン問題に関する誤解

サブ・プライムローン問題全般を扱った書籍も良いものが出ていますし、ブログでも専門家の方が色々と書いていらっしゃるので、ヴォータンは皆さんが触れていないことだけを書き留めておこうと思います。

 

かつて日本でも不動産と株式バブルが崩壊し、その後の日本経済は

「失われた15年」

と言われる状態に陥ってしまいました。

 

ところが、アメリカに関しては、先程

「米金融危機:本当に心配なのは日本」

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-405b.html

で、指摘したとおり、

 

++++++++++++++

昨年の金融不安のぼっ発以来の株価の下落率は、先進国では日本が一番です。

さらに、第2四半期(4月~6月)の実質GDP成長率は、

「危機で、没落で、落日」

のアメリカが前期比年率(プラス)3.3%であるのに対して、無傷?のはずの日本は(マイナス)2.4%です。

日本のGDPデフレーター(要するにインフレ率)は、これまた(マイナス)1.6%ですから、皆さんが実感しているGDPの落ち込みは、2.4+1.6=4.0%と言うとんでもないものになります。

++++++++++++++++++

 

むしろ、無傷のはずの日本より元気が良いと言うのが現実です。

 

もし、日本でサブ・プライムローン問題の様な事が起きていれば、GDP成長率はマイナス2.4%などでは済まなかったと思います。

 

その差を作り出したのは、「ノン・リコース・ローン」だと思います。

 

アメリカの多くの州では、州法によって

「住宅ローンはノン・リコース・ローンとする」

ことが定められています。

 

ノン・リコース・ローンとは、Yahoo不動産の用語集によれば、

++++++++++++++

ローン返済ができなくなったときに、担保になっている資産以外に債権の取り立てが及ばない非遡及型融資のこと。

アメリカで主流のローン。

日本では、融資対象の不動産を担保に取ったうえに追加担保や個人保証を求めるリコースローン(遡及型融資)が一般的。

ノンリコースローンは、担保割れの状態になっていてもほかの資産からの回収ができないために、厳密で精度の高い評価が必要になる。また、一般のローンより金利は高めになる。

++++++++++++++++

 

したがって、住宅ローンを払えなくなった人は、住んでいる家から出て行かないといけないのですが、それでおしまいです。

 

一部の報道で、

「家から追い出されて、借金だけが残った、、、」

と、アメリカの悲惨さを強調していましたが、これは完全な誤りです。

 

家から出て借家に住めば、おしまいですから、そこから借金取りに追い回されることを気にすることなく、仕事に専念することが出来ます。

 

ですから、今回のサブ・プライムローン問題で、金融機関には甚大な影響が出ましたが、個人で破産した人はいないことになります。

 

日本では、そうは行きません。

Yahoo不動産の用語集にあるとおり、家を銀行に渡しても借金の金額はもちろん変わりませんし、銀行がそれを競売に掛けて売り飛ばした後、損が出ていれば。

「いつまでも借家に住みながら、住宅ローンを払い続ける」

と言うことになります。

 

つまり、

「家から追い出されて、借金だけが残った、、、」

は、日本で起きる(実際に起きた)ことであり、アメリカの話ではありません。

その結果が、先進国の中で飛びぬけて高い自殺率につながっているのではないかと考えています。

 

これは、おかしいと思います。

ヴォータンは、こう言う日本の銀行のやり方を

「出来の悪い質屋」

と呼んでいます。

 

これは、

「質草を取って金を貸した質屋が、その返済が滞ったんで質草を売り払ったら、貸した金に足りなかったんで、さらに取り立てに来た」

と言うのと同じことですよね。

 

そんな状態で、前途に夢と希望を持てと言うのは、無理な話です。

 

規制が大嫌いなヴォータンですが、

「いやしくも、政府と言うものが個人から税金を取るのであれば、個人は守られるべき」

だと思っています(だから、今回のアメリカの金融救済策は正しいと思っています)。

 

以前にも指摘したのですが、住宅ローンを大々的に手がけることが出来る銀行業への参入を規制している訳ですから、日本でも

「住宅ローンはノン・リコース・ローンのみとする」

と言う規制を掛けるべきだと思います。

 

ノン・リコース・ローン全体に関する問題意識に関しては、

2006年 6月14日「銀行は何故嫌われるのか!?(補論)」

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/__56bf.html

2006年 6月15日「誰に貸すの?やり直しの難しい社会」

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/index.html

2006年10月29日「個人保証を禁止せよ!」

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/index.html

をご参照下さい。

 

米投資銀行は何を間違ったのか

メディアは、

「人間が犬に噛み付かないとニュースにならない」

ですし、

「人の不幸を書かないと発行部数、視聴率を稼げない」

ですから、今回の金融危機に関しても、世界の終わりの様な報道をして、人々の心理を冷やしてしまっていますが、実は今回の危機に関して、欧米の各国の当局者の対応(日本は関係ありませんから)、特に米国の対応は適切なものだと思います。

 

もちろん、今回の金融危機を旧左翼的な目で見れば

「資本主義の終焉」

なんでしょうが、資本主義の終焉の後に来るはずだった

「社会主義・共産主義の楽園」

が先にコケてしまいましたから、

「資本主義の、、、」

とは言いにくい様で、その代わりに

「弱肉強食の権化:アメリカ金融資本の終焉、、、云々」

と言い換えて溜飲を下げているようです。

 

そんな、低レベルの議論はさておき、中にいるものとして、アメリカの投資銀行が何を間違ったのかと言う視点で、個人的な感想を少しまとめて置きたいと思います。

 

投資銀行とは、教科書的に言うと、

「資本市場(有価証券市場)を主たる活躍の場とし、M&Aなどの財務戦略のアドバイスを行うホールセール(個人との取引を行わない)金融機関である」

と、なると思いますが、過去10年~15年ぐらいの間に、アメリカの投資銀行の中身が大きく変わってしまった(例:モルガン・スタンレーとディーン・ウィッターの合併で、個人取引が入ってきた)ので、本当の定義は難しいところです。

 

まあ、

「知恵と度胸で勝負する金融機関」

とでも考えれば間違いないと思います。

 

さて、その投資銀行の業務と言うのは、かつてはまさに企業の有価証券の発行をアドバイスし手助けし、またM&Aのアドバイスをし、、、、と「アドバイス」でしたから、自らの資本を大きく使うことはありませんでした。

その為、多くの投資銀行はパートナー制(個人の無限責任)をとっており、パートナー達個人の資本の範囲で、十分に業務を遂行できていました。

 

しかし、徐々に銀行と証券の垣根が下がり、巨大な資本を持つ銀行が、有価証券業務に参入し、投資銀行業務を行うようになってくると、過小資本のままでは対抗できないと言うことになりました。

 

そこで、銀行と有価証券や為替と言った市場で対抗できるように、どの投資銀行も株式を公開し、他人の資本を入れることで、資本を増強しました。

 

ただ、ここで資本が潤沢になり、リスクを引き受ける能力が上がったことで、本来持っていた

「知恵と度胸で勝負する」

ことの、負の側面が出てしまったと思います。

 

まず、一般的な市場取引ですが、ヴォータンの本業の為替は、完全なオフバランス取引ですから資本を大きく使うことはありません。

流動性も高いですから、換金性も問題無しです。

 

次に、債券(有価証券)ですが、債券の発行のアドバイスではなく、トレーディングとなると現物を伴いますから、こちらは資本を使うことになります。また、もともと顧客のニーズに応える為、ある程度の在庫も持ちますから資本は必要です。

ただ、その場合でも基本的に流動性の高い債券(多少低いものでも、まったく換金できないと言うものは、まずありません)ですから、それほどリスクは高くありません。

 

それでも、トレーディング部門に問題点が無い訳ではありません。

トレーダーには、大きく稼ごうとして、大きなポジション(リスクをとることだと考えてください)を持つと言うインセンティブが働きます。

これをきちんと管理しないと、かつての富士銀行NYの為替の大損失事件や、大和銀行NYの米国債での大損失事件、ベアリング事件と言ったものを引き起こしてしまいます。

ただ、アメリカの投資銀行は、管理手法を高度化し、このリスクを精緻にコントロールしていますので、会社の屋台骨が揺らぐようなことはありません。

 

従業員の不正(前に挙げた3例はいずれも社員の不正です)を早期に発見するシステムを持たない、お粗末な金融機関であれば、「大損」の可能性はありますが、、、

 

問題は、資本を大きく使う取引が増えたことです。

 

今回のサブ・プライムローン問題でも、「仲介」(ブローキング)や「アドバイス」、「トレーディング」に徹していれば、自分で不良な債券を持つことはありませんから、投資銀行自体は無傷だったはずです。

しかし、非常に複雑な証券を組成するに当たって、一度自分で抱え込む必要がある為、結果的に破綻に瀕するほどの損失を出してしまいました。

 

昔話をすると笑われますが、ヴォータンの若い頃には、不動産部門などもありませんでした。

 

不動産部門が出来ると聞いた時、不動産仲介業にでも進出するのかと思っていたのですが、実は仲介と言うより、自己資本で不動産を買ってそれに付加価値をつけて売りさばくという不動産デベロッパーでした。

一度買い込む訳ですから、当然非常に大きなリスクを負います。しかも、トレーディング部門の様な精緻なリスク評価システムが作れない世界ですから、とても危険なものです。

 

つまり、ヴォータンの感覚からすると、ひとつ誤ると自社の資本ではまかないきれない程の、リスクを抱える部門がいくつも出てきたと言う感じを受けています。

しかも、リスクを精緻にコントロールしづらいものばかりですから、いつでも「ひとつ誤る」可能性があります。

 

何故、こんなにまでリスクを取る様になってしまったのでしょうか?

 

そこには、株式を公開して、パートナー制(無限責任)を放棄したことが、大きく影響していると思います。

 

パートナー制の時には、パートナー達はそれこそ無限責任ですから、社員が過大なリスクを取ることには慎重でしたし、もちろん彼らも会社に来て毎日業務をチェックしていました。

ところが株式が公開されると、株主は年一回の有価証券報告書(まあ、四半期ごとの業績も出ますが)を見るだけで、もちろん会社に出かけてきてリスクをチェックしたりはしません。

 

そうなると、リスクを取る側には、大きな歯止めがなくなってしまいます。

 

悪く言えば、

「無くしても他人のカネ」

ですね。

 

しかも、単年度の成績次第で、多大なボーナスをもらえると言うインセンティブがありますから、他人のカネをタネ銭に思いっきりギャンブルをすることになります。

 

ある年、大儲けしてどっさりボーナスをもらい、翌年大損しても、前の年のボーナスを返せとは言われませんから、これは危ない世界です。

今回、リーマンが実質的に倒産しましたが、去年の巨額のボーナスを返す必要はありませんから、被害を被ったのは株主(と、リスク管理に失敗した取引先)だけと言うことになります。

 

ヴォータンは、規制には基本的に反対なので、今回の金融危機を契機に、証券化業務を禁止しろと言うつもりはありません。

稿を改めたいと思いますが、証券化自体は、世界の人々に非常に大きな恩恵をもたらしているからです。

 

ただ、投資銀行の株主になろうとする人には、

「投資銀行がこの様な過大なリスクを取りがちな性質を持っている」

と言う事を、十分に認識して頂いてから株式をお買い頂きたいと思います。

 

これは、単なる個人的な感想でしかありませんが、外資系に四半世紀以上いるのですが、15年ぐらい前から、社内に

「品の無い人間が増えた」

とも思っています。

 

米金融危機:本当に心配なのは日本

ずい分とご無沙汰していまいましたm(__)m

あんまり、ブログの更新が無いんで

「外資系のヴォータンも、、、ついに、、、┌|;|┐ガーン!!

と、ご心配をお掛けしてしまったんですが、確かに本業の方も忙しかったんですが、実は家探しで忙しくて、、、(=^^=)

 

去年の春から、ずっと家を買おうと探してきているんですが、ここに来てものすごい勢いで値段が下がってきています。

 

先日、公示地価が発表されていましたが、あれは昨今の実態をまったく反映していません。

地価も完全に下がっていますが、中古マンションは、暴落に近い状態です。

 

仲介業者によれば、特にヴォータンが探しているゾーンのマンションは、

「買い手がいない」

そうなので、物件が出るとどの業者もすぐに持ってきてくれます。

それで、週末は物件の内覧の為に、走り回っているんで、忙しくて、、、ε=ε=ε=ε=(; ̄)

 

都内の主だったマンション(タワーは嫌いなのでパス)は、ほとんど見てしまったんで、不動産仲介業者の皆さんより詳しくなってしまいました(*^-)vィェィ

---彼らは、買い手のお客さんが来ないと、そう物件を見て回れないんで、意外と実物は見ていないんですよ

 

さて、本題のアメリカの金融危機ですが、リーマンは連邦破産法11条(いわゆるチャプター・イレブン)を申請、ファニー・メイ、フレディ・マック、AIGは実質国有化、メリル・リンチはBOA(韓国の歌手じゃないですよ!Bank of America)が買収とめまぐるしく動いています。

 

矢継ぎ早に出された政策に関しては、色々と批判がありますが、

「大きな政府Vs.小さな政府」

と言う立場からのもの以外は、ほとんど誤解に基づくものばかりですね。

 

一つだけ挙げると

「リーマンは破産させたのに、AIGは救済すると言う、一貫性の無さ、迷走する政策対応、、」

と言うものがありますが、勘違いとしか言い様がありません。

 

実は、

「個人を保護する」

と言う一点で、一貫性は見事に貫かれています。

 

AIGに関しては、業務が多岐に渡っているので、本当は各分野ですごく細かい議論をしないといけないのですが、ものすごく長くなってしまうので、、、、ちょっと雑になりますが、一番分かりやすい部分だけを取り出すと、要するに

「個人の保険」

の会社です。

AIGは保険金を受け取って、それを運用し、まさかの時に支払う保険会社です。その運用していた資産が痛んでしまったので、このままでは

「個人の保険の支払いに支障がでる」

ことになります。そこで、

「個人を救う」

為に、国が乗り出したと言う訳です。

 

リーマン・ブラザーズは証券会社です。

取引をしている人は、確かに大勢いるのですが、リーマンが預かっている取引先のお金は、リーマンの資産とは別に管理されています。

つまり、リーマンが悪事を働いて顧客から預かった資産に手をつけていない限り(まず、その可能性はゼロです)、お金は戻ってきます。

 

日本の場合は、生命保険会社の破綻の際には、一切の公的支援を行いませんでした。その為、破綻した生保との契約があった個人は、何十年も掛けてきた保険が大幅に減額になると言う形で被害を被りました。

ところが、山一證券には「日銀特融」と言う形で公的資金を注ぎ込み、最終的にこれが焦げ付いてしまいました(1500億円が国民負担になりました)。

つまり、行動に論理性が無く、一貫していなかった(と、言うより、政策を間違った)のは日本の方なのです。

 

おまけですが、銀行は個人の預金を預かっていますから、破綻すると預金の一部が戻ってこずに個人が痛む可能性があります。

「個人を救う」と言うヴォータンの推論が正しいとするならば、今話題になっているワシントン・ミューチュアルと言う銀行も最終的に救済されるはずです(もしかしたら、預金保険機構を使うことになるかもしれませんが)。

もっとも、経営者は放逐されて、もし不正行為があった場合には、塀の向うに行くことになりますが、、、

 

昨年の夏以来の一連の処置を見ていて、感じるのは

「対応の早さ」

です。

 

バーナンキと言う一流の経済学者が中央銀行の長と言うポジションに、ポールソンと言うこれも一流の金融(金融市場)の実務家が財務長官に、とそれぞれ素晴らしい人材がいたことは幸いだったと思います。

過去20年の日本の中央銀行総裁と大蔵・財務大臣の経歴とは、歴然たる差があります。人物としては素晴らしい方もいらっしゃったのでしょうが、みなさん金融の素人としか言いようの無い方ばかりです。

もっとも、日本の金融機関のトップには、金融市場のプロはいらっしゃいませんが、、、 

 

メディアでは、

「アメリカの没落」

と言ったテーマで、快哉を叫んでいる人もいますが、むしろ心配なのは日本です。

 

昨年の金融不安のぼっ発以来の株価の下落率は、先進国では日本が一番です。

さらに、第2四半期(4月~6月)の実質GDP成長率は、

「危機で、没落で、落日」

のアメリカが前期比年率(プラス)3.3%であるのに対して、無傷?のはずの日本は(マイナス)2.4%です。

日本のGDPデフレーター(要するにインフレ率)は、これまた(マイナス)1.6%ですから、皆さんが実感しているGDPの落ち込みは、2.4+1.6=4.0%と言うとんでもないものになります。

 

「アメリカの金融が痛んでしまった」

と言う報道は、一面では正しいですが、マクロ的には正しくありません。

 

こんな大騒動が起きている中でも、全米の銀行の貸し出し残高は伸びています。

バブル崩壊後に邦銀がやったような実質破綻先の利払いの為に「追い貸し」をするなどと言うことは出来ませんから、これは本当の伸びです。

 

むしろ、去年から日本の銀行の貸し出し残高は縮小傾向にあります。

邦銀は、今回のサブプライムローン問題で多少の損失は出しましたが、そもそも競技に参加できていなかったので、大きな痛手は受けていません。

つまり、資本が大幅に毀損して貸し出しが出来ないなどということは無いはずです。

 

日本では社債やCP(コマーシャル・ペーパー)の市場が、まともに機能していませんから、

「銀行に貸し出しを制限するインセンティブも障害もないのに、銀行貸し出しが減少している」

と言うことは、日本の企業の資金需要の落ち込みを示しています。

 

「海外の景気が悪く、輸出が伸びないから、、」

などと、説明をする方がいらっしゃいますが、これもおかしな話です。

日本は輸出依存度が高く、、、などと、勘違いをしている人がいますが、日本の輸出依存度は、財に限って見ると15%程度(これでも最近上がってきた方です)で、先進国の中で必ずしも高くありません。

お隣の韓国や中国は40%前後ですから、韓国や中国の高官が

「世界の景気の減速で輸出が減少し、我が国の経済に悪影響を与えることを懸念する」

のは、分かるのですが、日本の高官が同じ事を言うのは????です。

 

あれ?(_o)?  (o_)?与謝野さん、

「米国はじめ各国の予想はそう長い時間をかけずに、経済は戻ってくると予想されている。それと平行して日本経済も戻ってくると確信している」

なんておっしゃっていますが、何か勘違いしていませんか?

 

サマーズ元米財務長官(元ハーバード大学長)は、

「世界第二の経済大国の日本が、早くデフレから脱却し、順調な経済成長に乗って世界経済の牽引車となることが、日本ができる最高の世界貢献だ」

と言っていますが、、、、

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