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2008年10月21日 (火)

ヘッド・ハンターからの電話はこんな感じです

昔に比べれば増えたとは言っても、ヘッド・ハンターから電話が掛かってくると言う経験をすることは、あまり無いと思います。

 

ただ、いざ掛かってきた時に、

「頭が真っ白になってどう対応したら良いか分らずに、何をどう答えたかも怪しい内に、何となく電話を切ってしまった」

と言うのでは、折角のチャンスを逃すことにもなりかねませんから、私の個人的な経験(外資系金融&マーケット部門)に限っての話になりますが、少しお話しておこうと思います。

 

まず、気をつけて頂きたいのは、ヘッドハンターからの電話には、大雑把に言って2つのタイプがあると言うことです。

 

一つはヘッド・ハンター(首狩り族)と言う呼称はやや失礼で、エグゼクティブ・サーチと呼ばれる人達からの電話です。

もう一つは、まさにヘッド・ハンター(中には「人ころがし」と言う風に呼びたい人達もいます)からの電話です。

 

エグゼクティブ・サーチと呼ばれる人達は、あらかじめこちらの経歴・職歴その他をすべて洗い出しています。

 

その上で、

「こういうポジションにこういう人を雇いたい」

と言う雇い主側の依頼を受けて、電話を掛けて来ます。その場合の会話は、以下の様な感じになります(最近の例です)。

 

ヴォータン「はい、ヴォータンです」(自分の席の電話には、名乗って出ます)

エグゼクティブ・サーチ(以下 ES)「突然のお電話で恐縮です。私は○○社のXXと申します。ヴォータン様でいらっしゃいますか?」

ヴォータン「はい、そうです」

ES「実は、私どものお客様でヴォータン様と一緒に仕事をしたいと言う方がいらっしゃるのですが、、」

ヴォータン「それは、私のところで働きたいと言うことですか?」

ES「失礼致しました。表現が正しく無いですね。ヴォータン様に新しいポジションをご提供して、同じ組織の一員として働いて頂きたいと言うことです」

ヴォータン「わかりました。私に対するポジションのオファーですね」

ES「その通りです。つきましては、お電話ではなんですので、一度落ち着いてお話させて頂けるお時間を頂戴できませんでしょうか」

 

(ここで、「今の組織から出てみようか」「ともかく話を聞いてみようか」と思えば)

「承知しました。それでは、今週木曜日の午後7時以降で如何ですか、、、、」

 

(今の、組織とポジションにまったく満足していれば)

「折角のお申し越しですが、現在のポジションに非常に満足しておりまして、、」

 

となります。

 

最初から、ヴォータンに狙いを定めて電話をしてきている訳ですから、この時点でヴォータンに興味を持っている会社名と、大体のポジションまで最初から言う場合もありますが、基本的には依頼主の名前は直接会ってからと言うことになります。

 

ヘッド・ハンターの場合は、我々が「コールド・コール(Cold Call)」(飛び込み営業)と呼んでいるものになります。

 

これにもレベルがあって、何とかヴォータンの名前と電話番号だけは探り出して(メディアに会社名と名前が出ていますから)飛び込んでくるタイプと、まったくのまさに「飛び込み」があります。

 

誤解の無いようにあらかじめ述べておきますが、

「コールド・コールはあてずっぽうに掛けて来る電話だから怪しげで悪い」

と言う訳ではありません。

 

確かに、コールド・コールを掛けて来るヘッド・ハンターは、

「人を右から左に動かしてナンボ」

と言う場合が多いですから、人をモノとしてしか見ていないと言う批判はあります。

 

この批判は90%は正しいと思います。

 

ただ、こういう電話が無いと

「実は、今のポジションと違うところでチャレンジをしてみたい」

と言う人が転職のチャンスをつかむきっかけが無いことになってしまいます。

 

もちろん、昔と違って

「そう言う人は人材紹介会社に登録すれば良いだろう」

と言う話もありますが、ヴォータンの様に雇う立場からすると、人材紹介会社はイマイチです。

 

エグゼクティブ・サーチは、組織の大小に拘わらず、その担当者の個人的な人脈で生きていますから、いい加減な人材を紹介してくることはありません。

 

ヘッド・ハンターも、以前は金融業界にいたと言う人が独立して、個人もしくは極めて小規模でやっているケースがかなりあります。

彼等は、ヴォータンの様な依頼主と個人的につながることが大事なので、いい加減なことは出来ません。

 

その点、会社と会社で委託契約を結んで、、、、と言う人材紹介会社の場合、先方の営業マンはただの雇われサラリーマンですから、

「自分のところに登録してきた人をいかに転がすか」

と言う事で、それこそ

「何だコリャ!?」

と言うような履歴書を送ってくることがあります。

 

と言うことで、ヴォータンはいまは人材紹介会社を一切使っていません。

 

ちょっと、脱線しましたがコールド・コールはこんな感じです。

 

1)名前と電話だけは調べてきた例

ヴォータン「はい、ヴォータンです」

ヘッド・ハンター(以下HH)「初めまして。私▲▲社の△△と申します。ヴォータン様のお名前を新聞でお見かけしました。実は、私どもはマーケットでご活躍の皆様に良いポジションをご提供することが仕事でして、、(以下、色々と説明:中略)。今、ご転職のご興味はお持ちでいらっしゃいますか?」

ヴォータン「どちらからかオファーを頂いていると言う事ですか?」

HH「いえ、具体的に頂戴している訳では御座いませんが、ヴォータン様であれば、必ずや良いポジションを、、、」

ヴォータン「どうも、有り難う御座います。ただ、もう少し私に関してお調べになってからお電話を頂戴した方が良いと思います。」

 

もちろん、今の会社を辞めようかな?と思っている方は、ヴォータンの様な答え方をしてはいけません。

先方のリストに登録してもらうことが第一歩ですから、会うだけはあって見ましょう。

 

その上で、相手の人物をよく見てください。

 

こちらの希望を聞かず、やたらと紹介したがる人はやめて置いた方が良いでしょう。

特に、紹介を受けて先方の会社に言ってみたら、先方のニーズに自分がマッチしていなかった(能力が足りなかったのではなくて、要求されているスキルが違っていた)場合は、「人ころがし」タイプだと思って良いと思います。

 

2)典型的「コールド・コール」(昨日、あった例です)

内線で秘書から

秘書「ヴォータンさん、代表電話に●●社の◎◎さんと言う人方からお電話なんですが、ディーリング・ルームの方をお願いしたいと、、、、」

ヴォータン「はい、良いですよ。回してください」

ヴォータン「はい、お電話変わりました。金融ナントカカントカ部です」

HH2「私●●社の◎◎と申します。あのーーーーーディーラーの方でいらっしゃいますか?」

ヴォータン「はい、こちらはディーリング・ルームですので、私はディーラーです」

HH2「あ、そうですか。あの、お名前を頂戴してもよろしいですか?」

ヴォータン「ヴォータンと申します」

HH2「ヴォータンさんですね。あの、お仕事はどの様な?」

ヴォータン「はい、ディーリングですが」

HH2「えーーーと、プロダクト的には何を扱っていらっしゃいますか?」

ヴォータン「中心は為替ですね」

HH2「あ、左様ですか。それで、オプションやデリバティブは如何ですか」

ヴォータン「ここ10年ぐらいは、そっちが本職ですね。ところで、◎◎さん、私のことはご存知ですか?」

HH2「はい。ヴォータン様と、、、」

ヴォータン「◎◎さん。実は、私はマネージャーなんですよ。」

HH2「ああ、そうなんですか。あのーーーー会社をお移りになるご希望は、、、」

ヴォータン「うーーーん、残念ながら無いですね」

(以下省略)

 

まあ、悪い人じゃないですから、丁寧に応対はしますが、代表電話に飛び込んできた場合は、秘書の人もどう対応していいか迷うので、私の方でこう言う形で処理します。

 

ちなみに、名前を名乗ってもこっちの正体に気付かずに態度が悪かったり、いきなり変な転職話を切り出したり、仁義違反(依頼主の名前をいきなりポンポン言う)をした場合には、

「XXさん、この世界で私の名前を知らない様では、ロクな仕事は出来ませんよ」

と、タンカを切ることもありますが、、、、

 

ちょっと、とりとめが無くなってしまって恐縮ですが、大体はこんな感じで電話が掛かってきますが、最後の例に近い様な

「あなた、どなたですか?」

タイプは、サラリーマン・ヘッド・ハンターがノルマをこなす為に、働いている可能性が高いですから、ご遠慮しておいた方が良いと思います。

 

信頼の出来るヘッド・ハンターは、転職の相談相手になってくれますし、はっきりと

「あの会社は人の出入りが激しいからやめて置いた方が良い」

と言うことを言ってくれます。

(激しい方が、ヘッド・ハンターにとっては商売になりますから、本当は有り難いはずですが、真面目なヘッド・ハンターは嫌います)

 

ここまで来れば、そう言う信頼の出来るヘッド・ハンターはどうすれば出会うことが出来るか?とお聞きになりたいですよね?

 

長年、業界にいるマネージャー(ただし外資系)は、必ず信頼の出来るヘッド・ハンター(エグゼクティブ・サーチ)と付き合いがあります。

ヴォータンもそうですが、自分の部門で人を雇いたい時に必ずお世話になっているからです。

変な人を紹介したら、二度とヴォータンの会社からは求人が来なくなりますから、きちんとした人を紹介してきます。

そこで、信頼感が蓄積されることになります。

 

逆にヴォータンが変なマネージャーだと思えば、彼らは紹介して来なくなりますから、、、まともなヘッド・ハンターとの付き合いが無くなってしまいます。

あなたが、まともな人であるのに、ヘッド・ハンターを紹介できない様なマネージャーは、業界では「失格」と見なされていると見た方が良いでしょうね。

 

2008年10月15日 (水)

3K移民を禁止せよ

お陰さまでヴォータン家の娘も、無事就職活動を終え、来年春から働くことになりました。

 

今年の就職戦線は、昨年同様売り手市場と言われていた様ですが、昨年の夏以来の金融危機の状況と世界的な景気の後退を市場で見ている立場からすれば、

「本当か?」

と言うのが、ヴォータンの本音でした。

 

我が家の娘の場合は、理系と言うこともあり、ちょっと特殊だった様で、実は数ヶ月前にもう決まっていたのですが、色々と聞いてみると今年も相当厳しかった様です。

 

どうも就職関連の記事を書いている人達は、日頃経済事象を見ている人達ではありませんから、どうしてもこの辺りの生の経済感覚が無いのだと思われます。

 

さて、また就職氷河期が来ようとしている(来年は、間違いなく氷河期です)時に、昨日経団連が

「移民受け入れを」

と言う提言書を公表しました。

 

内容は以下のとおりです

++++++++++ Nikkei Netより +++++++

日本経団連は14日、人口減少社会に向けた提言書を公表した。高度な技能をもつ人材や留学生を中心とする移民を海外から受け入れ、日本経済の競争力を保つべきだとの見解を示した。これまでも外国人の働き手が必要と主張してきたが、移民の受け入れまで踏み込んだのは初めてとなる。

 「人口減少に対応した経済社会のあり方」と題する提言をまとめた。今後50年の間に、日本では働き手となる15―64歳の人口は4600万人弱に減る。今よりも半減することを踏まえ、人材確保が欠かせないと強調した。その柱として「日本型移民政策」の検討を掲げ、関連法整備や担当大臣設置を求めた。高度人材や留学生に加え、看護師といった一定の資格をもつ「中度人材」の活用にもふれた。

 経団連の試算によると現状の医療・介護分野のサービスを維持するには2055年時点で約180万人が足りないという。単純労働者については「先進国の過去の移民政策の失敗もあり、さらに議論を深めていくべきだ」と慎重な姿勢を崩していないが、相当規模の受け入れを想定した議論が欠かせないとした。

++++++++++++++++++++++++

 

実は、ヴォータンは以前移民問題でブログを書いたことがあります。

今、読み直してみると、多分に直感的な「感想」でしかないのですが、そう的は外していないと思っています。

「移民、不法就労、人道的な立場とは?」(2007年5月6日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_a580.html

 

おまけですが、経団連の言う「留学生の受け入れ」に関しても、書いていますので、ご参考までに(悲惨な話ですが)。

「留学生を買い負ける日本」(2008年2月16日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_4957.html

 

まあ、ヴォータンが「単純労働者を入れると、、、」と書いているくらいですから、経団連も内心忸怩たるものがあるのでしょう、

「先進国の過去の移民政策の失敗もあり、さらに議論を深めていくべきだ」

と書いていますが、本音は日経の記者が書いている通り

「相当規模の受け入れを想定した議論が欠かせないとした」

と言うところです。

 

本当に問題の深刻さを認識して、真摯に対峙するならば、

「絶対に受け入れない」

と明言出来るはずです。

 

「失敗もあり、さらに議論を深めていくべきだ」

と言うのは、いわゆる官僚の作文で、前半の

「失敗もあり」

に引っかかってはいけません、後半の

「議論を深めていくべきだ」

を入れたことに重要性があります。つまり、このフレーズが入ることで

「議論をする=やる」

と言うことになる訳です。

 

以前長々と書いてしまったので、移民問題に関する基本的な認識は、そちらをお読み頂きたいのですが、ヴォータンの主張のポイントは、

 

「移民を受け入れるならば、普通の国民としてきちんと敬意を持って処遇しなさい」

 

と言うことです。

 

間違っても、

「日本人が嫌がってやらない仕事は、安くて雇える外国人(貧しい)にやらせれば良い」

と言うベースで考えてはいけません。

 

不法移民を3K職場で使っていて摘発されたある経営者が、

「こんな仕事は、日本人は誰も応募しない。外国人がいないと成り立たない」

と開き直っていましたが、とんでもない話です。

 

その安い外国人を雇う事で、その仕事の給与水準が安くなり、ますます日本人がその仕事につかなくなっているだけです。

 

その経営者に、

「月給20万円を払ってくれれば働くよ」

と言ったとすると、こう答えると思います

「うちじゃ月給15万円で働く外国人がいるから、あんたはイラナイ」

 

しかも、そういう3K職場には外国人ばかりだと言うことになると、日本人の中で「差別意識」が出来ます。

「あんな仕事をしないで済む。おれは日本人で良かった」

と言ったところでしょう。

 

それが、いわゆる「いじめ」につながる事は、簡単に想像できます(それでなくても、異質なものを嫌う社会ですから)。

 

 

これ自身も嫌なことですが、さらに問題なのは、彼等外国人だって3K仕事はしたくないと言うことです。

日本人と同じ人間だと思えば、この程度のことはすぐに思いつくはずです。

 

ただ、彼らが3K仕事が嫌だと言っても、そう簡単に「良い仕事」が見つかるわけではありません。

 

海外の例を見れば分るとおり、その行き着く先は、麻薬、売春、犯罪です。

 

それが、さらに外国人に対する偏見、差別意識を助長すると言う悪循環が起きてしまいます。

 

経団連の提言でも、少子化と言うことで何か暗い時代がくるかの様に書いていますが、つい最近まで人が多すぎて住む場所も狭く、ラッシュはひどく、、、、と言っていたのは、一体なんだったのでしょう?

 

「50年の、、、」云々と書いていますが、50年後の人口動態を本当に予測できるのでしょうか?

逆に、25年程度ならほぼ正確でしょうが、50年となると道路公団の需要予測と同じで、マユツバものです。

 

間違っても、3Kの仕事をさせる為に外国人移民を入れるなどと言うことをやってはいけません。

これは、外国人を「人」と見ない非常に失礼な姿勢ですし、諸外国同様国内に悲惨な状況を作り出してしまいます。

 

人口減少社会が暗いものであるかの様な誘導に乗ってはいけません。

 

今の、ものすごい生産性の高さ(20年前と比べても)を考えると、人口減少は暗い世界ではありません。

 

2008年10月 8日 (水)

秋の番組改編 キャスターが、、、(ToT)/~~~

どのTV局もこの時期に秋の番組改編と称して、大幅にプログラムを入れ替えます。

ヴォータンが出ていた番組も、やはりプログラムが変更になりましたが、大筋は変わりませんでした。

 

しかも、プロデューサーとディレクターがセットで残ったので、またお声を掛けて頂いて、今月も出演させて頂きました(*^-)v

 

プロデューサーもディレクターも一緒ですから、事前の打ち合わせも以前と同じで、スイスイと進んだんですが、、、、

問題はキャスター(_o)ジーーーーーッ

 

何度もご一緒させて頂いていた美人キャスター(こう書いておかないと、後でご本人に怒られそうなので、、、)の○○さんは、別の番組に移ってしまったので、●●さんと言う女性キャスターに代わることになりました。

 

事前の打ち合わせでは、ディレクターだけがヴォータンのオフィスにいらっしゃっていたので、新キャスターとお会いするのは本番当日。

 

以前の○○さんは、オフィスまで来てくれていたのに、、、、(-_-)

 

さて、スタジオのあるフロアに到着。

応接室(と、言うよりただの別室ですが、、)に行こうとしたら、フロアの向こうの方から

 

「ヴォータンさ~~ん(σ^0^)σ!」

 

(と、フロアをスタスタと横切ってこちらへ)

(ゲッ!みんなこっち向いちゃったよ。。。。下向いてよう)

 

「あ、○○さん」

「あれ?今日はどうしてこちらへ?」

「どうしてって、、プロデューサーの◎◎さんからお声が掛かったんで、、」

「えーーーーーっ、そうなんですかぁ。じゃあ、お相手は●●さんですね」

 

(ン?ちょっとケンのある話し方)

 

「あ、●●さんと言う方なんですか?まだお会いしてないんで、、、」

「ヴォータンさんね。●●ちゃんは、若くて可愛いから楽しいですよ」

 

(ン?こう言う時は、どう反応すれば、、、)

 

「いやあ、○○さんの方が、絶対奇麗だから」

「アリガトウゴザイマーース! でも、まだ会ってないんでしょ?」

 

(そうですけど、他に言い様がないんで、つい、、)

 

「あ、いや、以前TVでお見かけしたと、、、、ε=ε=ε=(; ̄)┛イイワケ

「あれ?ヴォータンさん、TVは見ないんじゃなかったでしたっけ?(_o)ギロ! 特に彼女の出てる時間帯は、昼間だけだからお仕事中ですよ」

 

(ン、やばい)

 

「あ、いや、ディーリング・ルームは、ずっとTVつけっ放しなんで;)ゝアセアセ

「ブッブー!ヴォータンさんのディーリング・ルームのTVは、CNNとBBCでした。ちゃんと、この間お伺いした時にチェックしたんだから」

 

(降参、、(___ ___ ;)尸マイッタ

 

「へへへへ、実は知らない。でも、私の好みは○○さんだから、、、」

 

(これなら、文句無いだろ (~_~;) !)

 

「アリガトウゴザイマーース!でも、浮気しちゃダメですよ~~~(-_-)

 

(え?(゚0゚*)いや、単に番組に出るだけ、、、、)

 

「いや、私はこう見えても身持ちは堅いほうで、、、(^^)

「はははは、何言ってんですか。私の番組以外はダーーーーメってこと。でも、今回に限り許して差し上げます」

 

(何のこっちゃ (o ̄ ̄o)

 

ここで、◎◎プロデューサー、▲▲ディレクターがキャスターの●●さんを連れて登場。

(助かった(^^ゞ 

 

◎◎プロデューサー「ヴォータンさん、今日はよろしくお願いします」

「はい、こちらこそ。今日のテーマですけど、少しこの部分を入れ替えて、、」

 

(中略:番組直前の最終打ち合わせ終了)

 

●●キャスター「ヴォータンさん、ところで○○と何の話をされてたんですか?」

「あ、えーーと、○○さんと浮気をする話で、、、(あ、言い間違った)」

●●キャスター「え~?!ずい分親しくしていらっしゃるんですね?楽しそうだったし」

「あ、いや、ずっと番組でお世話になってましたから」

◎◎プロデューサー「実はね。一緒に飲みに行ったりしてるらしいんですよ」

 

(あ!その表現はまずい!!みんな一緒だったのに!)

 

「いや、みなさんと一緒に赤坂に、、、」

▲▲ディレクター「そう。我々がご一緒したことありましたね」

 

(あ!ますますまずい!!それは無いでしょ!)

 

●●キャスター「あ、そうなんですかぁ」

「だから、、、みなさんと一緒に、、、、」

◎◎プロデューサー&▲▲ディレクター「そう。我々が一緒のことも、、」(笑)

●●キャスター「----」

 

さて、この●●さん。確かに若いし顔立ち的には美人なんですが、、、、

この後、受け答えが事務的で冷たくて、、、

番組の中でも構成台本どおり、、、アドリブ無し、、、

 

それにしても、◎◎プロデューサーと▲▲ディレクターには、見事にやられてしまいました。

 

今度は、●●さんとも仲良くなろうと思っていたのに、、、、(-;)(-_-;)

 

後で◎◎プロデューサーに文句を言ったら

 

「『一緒に』って、言ったでしょhappy01 『二人で』なんて言ってませんよ(笑)」

 

と、逃げられてしまいました。

 

確かに「一緒に、、、」なんですけど、、、、

 

もしかしたら、○○さんが裏で二人をあやつっていたりして、、、、

 

 

2008年10月 5日 (日)

エコノミストたちの栄光と挫折-路地裏の経済学・最終章

もしかしたら、40代以下の方には「長銀調査部の竹内宏」と言う名前は、なじみが無いかもしれませんが、70年代後半から90年代半ばに、非常にユニークな視点での著書を多く書かれた方です。

代表作としては「柔構造の日本経済」「路地裏の経済学」がありますが、まだ重厚長大一辺倒だった日本の産業に関する理解を、「ソフト」「サービス」と言う観点から捉えたもので、非常に新鮮なものでした。

エコノミストたちの栄光と挫折 ─路地裏の経済学・最終章─ Book エコノミストたちの栄光と挫折 ─路地裏の経済学・最終章─

著者:竹内 宏
販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本は、その竹内氏が属した日本長期信用銀行調査部の盛衰を書き留めたものです。

 

内容としては、ヴォータンの様な同時代人にとっては、きちんと足で稼ぐエコノミスト達が大活躍出来た時代が思い起こされて、ただただ「懐かしい」ものです。

 

また、余談ですがヴォータンは就職先を選ぶ時、

「興銀、長銀の様な奇形とも言える制度で守られた組織は、いつかは滅びる」

と勝手に判断していました(結果的に、正しかったのですが)。

 

本書を読んでいて驚いたのは、ヴォータンと同じ事にずっと前に気付いている人が長銀の中にいたことです。

+++++++++ P.48 +++++++++++

私が54年に長銀に入行した時、新入社員に対する訓話で、倉科茂夫(営業部次長、後に副頭取)は、「長銀は制度銀行だから長持ちしない。転職の覚悟をしておくように」とショッキングな話をした。

+++++++++++++++++++++++++++

 

また、ヴォータンはこのブログで再三「前川レポートの理論的間違い」を指摘してきたのですが、

「前川レポートの恥ずかしい中身(再論)」(2008年2月10日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_3a3b.html

「前川レポートの恥ずかしい中身(再録)」(2008年1月22日)

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_2872.html

竹内氏も

++++++++++ P.242 +++++++++++

しかし、前川レポートには無理があった。貿易収支は二国間の貯蓄・投資構造で決まるものであって、日本の内需だけを拡大しても貿易の不均衡は治らない。

(中略)

前川春雄のような才人が間違えるはずがない。余程アメリカの圧力が強かったに違いない。

+++++++++++++++++++++++

と、その理論的あやまちを正しく指摘しています。

 

ヴォータンは、単に

「黒字でゴメンナサイ」

などと言う、

「理論的に間違ったレポートを出したことで、前川氏が国益を害した」

として批判しているのですが、ヴォータンより一回り以上上のこの碩学は、間違っていることは明白に認めているのですが、それがアメリカの圧力であったと推論して前川氏をかばっています。

氏の業績には、非常に敬意を表するのですが、このあたりが長銀の暴走と破綻を止められなかった原因の一つではないかと思います(氏は、「専務」まで務めています)。

 

また、長銀が破局に向かった原因に関して、明確な表現は避けていますが、

++++++++++ P.244 +++++++++

それまでの長期経営計画を作成する時には、まず調査部が経済や経営環境の長期見通しを立て、それに基づいて企画部が長期経営方針の案を作成し、現場の意見を聞いて訂正し、最終計画を仕上げた。ところが、第六次長計では、億単位の料金を払ってすべてマッキンゼーに任せた。

(中略)

第五次長計では国内融資の縮小という方針が決まったが、まず目先の不動産融資で利益を稼ぎ、将来に備えるように変更され(以下、略)

++++++++++++++++++++++++++

 

としています。長銀の凋落が決定的となる過大な不動産融資への傾倒の原因はここにある訳です。

 

周囲が非常に高く評価する調査部を持っていながら、上層部はそのレポートが意に沿わなかった(長銀の凋落を示唆するものまであったくらいですから)為に、外部のコンサルにカネを渡して、都合のよいレポートを作らせたと言うことですね。

 

この前後を読むと、氏がコンサルをまったく信用していなかったことが、行間から強く感じられます。

不幸にしてヴォータンも、コンサルに関しては同様の体験・感想しかありません。

 

この本を読んで、当時の「エコノミスト」に興味を持たれたならば、是非「路地裏の経済学」をお読みになってみてはいかがでしょうか?

「日本的」と評して良いと思われる上質のレポートだと思います。 

 

2008年10月 1日 (水)

民主党のアメリカ共和党のアメリカ

民主党のアメリカ共和党のアメリカ (日経プレミアシリーズ 15) Book 民主党のアメリカ共和党のアメリカ (日経プレミアシリーズ 15)

著者:冷泉 彰彦
販売元:日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日、アメリカの下院で、いわゆる金融安定化法案が予想外の「否決」となった為に、NYダウが911以来となる777ドルも急落しました。

金融安定化法案に関しては、日経新聞などできちんと内容が報道されているので、そちらを参照していただくとして、ヴォータンは自分自身の体験もありますが、それを補強する上で、この本を読んでいたお陰で、「否決」は意外ではありませんでした。

 

答えは簡単です。

「あの、草の根の保守層が、この様な政府支出にYesと言う訳が無い」

と言うことです。

 

著者の冷泉氏は、アメリカ在住の作家ですが、アメリカの社会に関して非常に冷静なレポートを送り続けている方です。

 

ヴォータンは、アメリカがレッド・ステート(保守的=共和党支持)とブルー・ステート(リベラル=民主党支持)に分裂していることは、前回のブッシュVs.ケリーの大統領選挙で非常に強く感じたのですが、もはや「ステート=州」単位の分裂ではなく、州の中でも都市部(含む都市近郊)とそれ以外で明らかな分裂が起きていると見ています。

その見方があながち外れでは無いことがこの本を読むとよく分ります。

 

また、保守とリベラル、小さな政府と大きな政府、プロ・ライフとプロ・チョイス、銃規制賛成と反対の真の背景と言った、絶対に理解しておくべき概念についても、極めて分りやすく丁寧に書かれています。

 

冷泉氏は、レポートを読む限りリベラル=民主党支持だと思われますが、この本はその様な党派性を超えて、アメリカの思想としての分裂状態に関して、非常に鋭いレポートとなっています。

 

アメリカ嫌いだろうがアメリカ好きだろうが、この地球上に生きていく限り、このアメリカと言う国・アメリカ人と否応無く付き合っていかねばなりません。

 

世の中には、いい加減なアメリカ批判やアメリカ礼賛本が大量に出回っていますが、その様なものを読む必要は一切ありません。

これは、誤ったアメリカ理解をしない為に、是非読むべき良書だと思います。

 

 

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