« 倒れる時は、私のそばで、、、 | トップページ

2011年10月15日 (土)

25年ぶりのクリスマス・ツリー

25年前、上の娘が生まれた年に、クリスマス・ツリーを買いましたクリスマス

その年の11月に、それまで勤めていた富士銀行を辞めて、外資系に転職したばかりだったので、新しい環境に適応する事に手一杯で、クリスマスを祝う準備は、まったくしていませんでした(まあ、クリスチャンじゃないですし)ふらふら

ただ、人事部から「結婚して、子供も生まれたばかりじゃないか。君、人生捨てる気か?!パンチ衝撃」と恫喝されながらも、邦銀の、「会社に全人生を預ける事で安定を得る」と言う思想に反発し、「家族を中心とした人生を送る」為に、辞めた訳ですから、「忙しいから、、、」と言っては自己矛盾を起こしてしまいます。

有り難い事に、私の業界は海外(要するに西洋人=クリスチャン)中心に回っているので、12月に入った辺り、アメリカなら11月末のサンクス・ギビングの後ぐらいから、それなりに暇になります。

一方、日本はそうでもなくて、12月になってもドタバタ取引があるのですが、さすがにクリスマス直前になるとやはり暇になります。

そこで、クリスマス・イブの仕事を早めに切り上げて、そのまま日本橋の三越に行きましたダッシュ(走り出す様)

クリスマス商戦の最後、しかもバブルに向かおうとしている時代ですから、まぶしいような店内で、デコレーションを見ているだけで、気持ちがうきうきして来る様な豪華さでしたぴかぴか(新しい)

さて、我が家にこれをどうやって持って帰ろうか、、、と、思って考えていたのですが、売り場の真ん中に見事なクリスマス・ツリーがありました。

これを見ると、販売用に並んでいるツリーは、どう見てもしょぼく見えます。

そこで、売り場の方に、

「あれは売り物ですか?」

とお聞きしました。その店員さんは、一瞬「ン?」と虚を突かれた様な表情をしたのですが、即座に

「お気に入りですか?」

と返してきました。そこで、

「ええ、とても素晴らしいので、頂きたいと思ったのですが、、、」

と言うと、

「承知しました。少々お待ち頂けますか」

と言うなり、売り場の奥に入って行きました。おそらく2、3分だったと思いますが、上司の方らしい人と戻ってきて、その上司の方が、

「どうも有難う御座います。是非、お買い上げ頂きたいと思います」

と言うので、値段を聞いていなかった事を思い出して、

「おいくらですか?」

とお聞きしたら、リーゾナブルなものでした。そこで、当然頂戴しますと申し上げたところ、

「承知いたしました。それでは、すぐに梱包させて頂きます」

と言って、周りにいる店員さんを大勢動員して、一斉にツリーにとりついて解体を始めてしまいました。

「え?大丈夫ですか?明日でも構いませんよ」

「いや、折角お求め頂けると言うのに、お待たせする訳には行きません。是非、お持ち帰りになって、クリスマス・イブをお楽しみください。もし、差し支えなければ、デコレーションもすべてお持ち帰り頂きたいと思いますが如何ですか?」

「どうも有難う御座います。ちなみに、そのデコレーションの方は、おいくらになりますか?」

「これは、すでに使ったものです。お代を頂戴する訳には行きません。お持ち帰り頂ければ、お宅で生きるものですが、そうでなければ廃棄されて、ただのゴミになってしまいます。是非、お持ち帰り頂ければ、私どももうれしいですし、これを作った人達も喜ぶと思います」

と言う事で、1986年の日本橋三越のクリスマス・ツリーは、何故か我が家にそのまま移動してきて、25年間生き続ける事になりました。

ただ、さすがに経年変化に耐えられなくなり、去年のクリスマスの時に、枝が自重で落ちてしまいました。

そこで、25年ぶりに買い換える事にしました。

今度は、安易にネットで、、、

私は215cmが良かったんですが、、、家内は155cmと言う事で、真ん中をとって185cmです

http://www.nakajo.co.jp/shop/buy/tree/wptp/wptp185-d.htm

実は、樹海の方に240cmがあるんで、ここは譲っておけばあっかんべー

 

 

 

 

 

 

« 倒れる時は、私のそばで、、、 | トップページ